Photo Album 2010

阪神淡路大震災15年の神戸にて

阪神淡路大震災の発生した「1.17」にあわせて,被災地でのあちこちで慰霊行事が行われる。毎年続いてきたものもあれば,途絶えたものもある一方,新たに行われるようになったものもある。そうした中で,毎年行われるものの中でとりわけ大規模なものが東遊園地で行われるものだ。今回は震災から15周年であり,この日が日曜日であったことに加え,暖かな好天に恵まれたことから,慰霊行事に参加する人が例年にも増して多かった。

「5時46分」の東遊園地


東遊園地にて (2010.1.17)

東遊園地の西南に昨年から高層マンションの建設が始まり,例年「1.17」の形に灯りをつけていた関西電力ビルは,このマンションに隠れない部分に縮小して続けている。また今2010年には,以前行われていたのとは異なった形で,新たに雪地蔵が作られている。


ロウソクを浮かべた竹筒の前にたたずむ少女 (左),被災者にインタビューする女子高生 (右) (2010.1.17)

震災を知らない世代,記憶にない世代も増えている中,彼らにも震災は語り継がれており,中には自ら知るべく努力する姿も。未明から訪れる被災者に,ビデオカメラとマイクを向け手いる女子高生の姿が目に入った。マスコミもさかんに子どもにインタビューしている。学校・地域・家庭における教育を通じて,震災と犠牲者についていかに教えられているかが,そこから浮かび上がってくる。


子どもにインタビューするマスコミ (2010.1.17)

よみがえった鎮魂の舞い


まずは犠牲者の慰霊から (2010.1.17)

例年,長田区御蔵通の空地で,1月17日の正午から鎮魂の舞いを踊ってきた前衛舞踏家・大道芸人のギリヤーク尼ヶ崎さんは,2008年秋,心臓ペースメ−カーを埋め込む手術を受けたため,昨2009年は,慰霊の舞いを取りやめたが,今年は復活させ,同じ地で舞った。


舞う中で熱が入っていく (2010.1.17)

例年よりいくぶんか観衆の姿は多い。そうした中で正午をやや過ぎて舞いは始まった。始めに捧げる犠牲者への祈りに始まり,ひとつひとつを丁寧に心がけているようで,しっかりとした出来栄えであった。


鎮魂の舞い (2010.1.17)

クライマックスでは水をかぶって道路を廻る。その姿は例年通り復活した。ペースメーカーを埋め込んだため,五体投地のようなパフォーマンスはできなくなったという。


水をかぶって舞い続ける (左),舞い終えた姿を撮るTV (右) (2010.1.17)

2年ぶりに復活し,無事舞い終えるまでの姿を,ある東京キー局が撮影していた。昨年のブランクを埋めるかのように,ギリヤーク尼ヶ崎さんは,舞い終わってからも,例年になく熱く語り続けた。


寒中に水をかぶる (左),道路を走る (中),無事舞い終えて (2010.1.17)

第15回 1・17追悼・連帯・抗議の集い


第15回 1・17追悼・連帯・抗議の集いステージ・はるまきちまき (2010.1.17)

「1.17」に神戸に足を運べば,この会場近辺で誰かしかに会う。市民が主体となり,行政当局にたいして,そのまさにお膝元で「抗議」の集いが毎年行われていることの意味を,改めて問い直してみたい。

2010年の「1.17」 HARA Hideki's Blog

(2010.2.11)

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