Photo Album 2012

今年も一足早く

阪神淡路大震災が発生した「1.17」の前夜に,一足早く慰霊行事をするのが伊丹市の昆陽池(こやいけ)公園だ。関西で1月17日の朝刊でよく見られる写真は,ここで行われる阪神・淡路大震災犠牲者追悼のつどいのものだ。もちろん「イヴ」などとハイカラな言い方をする不謹慎さは微塵もない。


昆陽池公園にて (2012.1.16)

震災発生時刻の12時間前の午後5時46分の点火にあわせて,報道陣が場所取りに置いている脚立を拝借して撮影。一番高いものはS新聞のものだった。コンパクトデジカメでは収めきれず,水平線を対角線方向に斜めにして,辛うじて収めた。高倍率ズーム付コンデジの「28mm相当」とフィルムカメラのズームレンズの「28mm」の違いがわかる。もちろん単焦点のそれなら,いくらか余裕をもって収められ,ディストーションも少なかったろうが。


昆陽池公園にて (2012.1.16)

阪神淡路大震災17年。この少女ぐらいの年齢で震災を経験した人も、早ければもう親になっているかも。そうした歳月を経た中,ほんとうに被災者に寄り添い,共に歩もうとする者と,そうでない者,すなわちホンモノとニセモノの違いが明らかになったであろう。

阪神淡路大震災17年の神戸にて

このところ「1.17」前後は比較的穏やかで暖かな年が続いた。予報では今年は一転,寒波の中で,1995年の阪神淡路大震災当日に近い寒さになるとされたが,実際にはそれほどの寒さではなかった。

東遊園地〜阪神淡路大震災1.17の集い


「阪神淡路大震災1.17の集い」で「しあわせはこべるように」を歌う (2012.1.17)

東遊園地には,例年のように,未明から多くの人が訪れ,5時46分の時報にあわせて黙祷。


東遊園地の竹灯籠 (左,2012.1.17)

この慰霊行事は,阪神淡路大震災の被災地はもちろん,それ以外の,広範な地域からのサポートによって成り立っている。中には2011年夏の台風・豪雨による被害に見舞われたところも。中には3月11日の東日本大震災後に,いち早く支援に駆けつけたのだが…というところも。にもかかわらずこの日,例年のように紀州梅を振る舞えるよう,頑張ってきたという。


東遊園地に復活した雪地蔵 (左,2012.1.17)

東日本大震災が,阪神淡路大震災の被災者に与えたインパクトは,良くも悪くも少なからざるものが。これを「区切り」とするか「幕引き」とするか…。


阪神淡路大震災1.17の集いに参列・登壇し,これまでを語る遺族とあいさつする神戸市長 (2012.1.17)

東遊園地のモニュメント前で行われる阪神淡路大震災1.17の集いには,東日本大震災の被災者も参列していた。年々縮小傾向にある阪神淡路大震災の慰霊行事は,遺族の高齢化に伴い,継続が困難になり廃止・縮小したりするところ,参加者が減少しているところが,近年目立っている。

東遊園地には,前夜から,参列する被災者やボランティア,その他の市民のために交流テントが設けられている。そこに集まった人の中から,誰ともなく,今年は,未明と夕方の5時46分だけでなく,東日本大震災が発生した14時46分にも黙祷をしようという声が上がったとのそうだ。

そうした中で,規模や参加者が維持されているところは,マスコミ取材の定番であるか,東日本大震災の被災者を動員してのものか,少なくともひとつ以上であるといっていい。被災地・被災者間の交流と相互扶助はすすめられるべきだが,そのあり方については,充分な検討が求められよう。

HAT神戸・なぎさ公園〜ひょうご安全の日のつどい


ひょうご安全の日のつどい会場風景。HAT神戸・なぎさ公園 (2012.1.17)

阪神淡路大震災1.17の集いが行われる東遊園地とともに,大規模な行事が行われているのが,東部新都心HAT神戸なぎさ公園人と防災未来センターのあたりだ。ひょうご安全の日のつどいの諸行事がここで行われる。


人と防災未来センター前のメインイベント(左),会場風景(右) (2012.1.17)

ひょうご安全の日のつどいの行事は,朝から準備されているが,なぎさ公園1.17ひょうごメモリアルウォーク2012のゴールになっていることから,昼前に大勢の来場者を迎える態勢を整える。


準備風景。「防災」を学ぶ高校生(左),カレーの炊き出しの準備と思われる自衛隊(右) (2012.1.17)

「震災」・「防災」と言っても,その関わり方はさまざまだ。なかには「」・「」と思わせられるものも少なくない…。

今年も…


鎮魂の舞いを終えたギリヤーク尼ヶ崎さん (2012.1.17)

前衛舞踏家・大道芸人のギリヤーク尼ヶ崎さんは,今年も,かつて菅原市場があったあたりの,長田区御蔵通で,鎮魂の舞いを踊った。若干異なった場所であったためか,東日本大震災で,阪神淡路大震災への関心が薄れたためか,例年ほどの観客もない中で,やや寂しいものであったようだ。

1.17KOBEに灯りをinながた


新長田駅前広場にて (2012.1.17)

阪神淡路大震災でとりわけ甚大な被害に見舞われた地域だが,この行事の担い手の少なからざる部分は,震災を経験していない人たち,すなわち,震災後に生まれたり,震災時に幼少であったりした世代,あるいは震災後この地にやってきた人t だ。そうした新住民のための「地域活性化」のためのイベントが行われることが多くなっている中,震災で犠牲になった人たちとともに,生命こそ助かったものの,この地で暮らし続けることを断念せざるを得なかった,多くの被災者にも,思いを致してもらいたいところだ。

第8回 神戸フリーライブ「ONE LOVE」


神戸フリーライブ「ONE LOVE」で熱唱するメティス (2012.1.17)

阪神淡路大震災で周囲一帯が損壊・焼失した西神戸センター街では,歪んで波打ったアーケードを修復して再建した。そうした中で行われてきた,神戸フリーライブ「ONE LOVE」も,今回で8回目を迎え,震災後いくらか年月が経過してから始まった行事としては,定着している。


東日本大震災での被災ピアノを前に(左),会場の西神戸センター街(右)

激励のメッセージを熱唱するメティスがとりに。今年は東日本大震災で被災しながらも,ようやっと辛うじて音が出せるまでに修復された被災ピアノの前で歌った。

◇        ◇        ◇

1月17日にあわせた,阪神淡路大震災関係の行事は,昨2011年から,報道の扱いが小さくなっていたところに,3月11日の東日本大震災がそれに棹さした。1995年に,地下鉄サリン事件など,一連のオウム事件によって,震災報道が激減したのを彷彿させる。
2012年の「1.17」 HARA Hideki's Blog

(2012.2.6)

神戸ルミナリエ


神戸ルミナリエ (2012.12.8)

東日本大震災以降,節電を理由に,イルミネーションの証明にLEDが用いられることが多くなっている中,神戸ルミナリエでは,一部で試行的に用いられている以外は,従来通りの灯りのところが多い。暖かさやぬくもりをもたらすには,代替は難しい。

今年もルミナリエの季節が Harayuan's Blog

(2013.1.31)

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