Photo Album 2014

今年も一足早く

阪神淡路大震災が発生した「1.17」の前夜に,慰霊行事を行う場所を訪ねた。

宝塚

この何年か,「1.17」前夜の行事として定着してきたものだ。


宝塚大橋から武庫川中州を望む (2014.1.16)

昨年ほどではないものの,マスコミの取材も少なくない。河川敷・中州の「生」の文字も,見る人のありようにもよろうか,新たなメッセージにも。周囲の灯りを取り入れて,その中で浮かび上がらせてみた。2005年,宝塚市在住の現代美術家大野良平が石を積み上げて制作したもので,現在5代目。これに先立ち石にメッセージを書き込む「祈りの石」が催され,市民らが「絆」・「笑顔」などと書き,オブジェは16日午後5時からライトアップ,震災12時間前の5時46分,黙とうが行われた。


武庫川畔から宝塚大劇場方面を望む/宝塚大橋から武庫川中州を望む (2014.1.16)

昨2013年からは,宝塚大橋南詰に設置された金属製モニュメントの「生」にもロウソクの明かりが灯されている。

伊丹・昆陽池公園


昆陽池公園にて (2014.1.16)

例年,「1.17」の地震発生時刻の12時間前に行われることから,長く震災報道の映像として定着してきた観があるものだ。早くからロウソクの火を灯し,手を合わせる人が続いていた。こうした行事を続けてきた思いを,それにとどまるのではなく,心という次元で,いかに伝え,受け継いでいくかが課題であろう。


昆陽池公園にて (2014.1.16)

阪神淡路大震災19年の神戸にて

今年は冷え込みを覚悟したが,「1.17」前後の週末まで含めて,比較的穏やかな晴天の日が続いた。

東遊園地〜阪神淡路大震災1.17の集い


東遊園地 (2014.1.17)

今年も,1月17日の早朝,三宮・東遊園地で,この日,この時間をむかえた。


犠牲者と同じ数の竹灯籠 ;(2014.1.17)

幸い好天に恵まれ,覚悟していたほどの寒さでもなかった。犠牲者と同じ数といわれる竹灯籠に書かれた文字・言葉も,一時期目立った「?」と思わせるものは影を潜め,真心の伝わってくるものが増えたことは,何よりだ。


祈りを捧げる人,伝える人 (2014.1.17)

阪神淡路大震災20年を1年後に控え,震災を伝えてゆく側の体制をいかに受け継いでいくかも課題になっている。


雪地蔵 (2014.1.17)

東遊園地の北側の一角の雪地蔵,今年も。


早朝と夕方の東遊園地 (2014.1.17)

「1.17」とともに「3.11」に,いかに向き合うかも,課題になっている。

巨大絵画が繋ぐ東北


修復された被災ピアノと巨大絵画が繋ぐ東北。KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸) (2014.1.17)

KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸・旧神戸生糸検査所)では1月17日まで,「巨大絵画が繋ぐ東北」と「神戸2014&復興カメラ」が行われ,最終日のこの日は,早朝よりの開館となったので,東遊園地での行事のあと,少し足をのばしてみた。

今年も…


鎮魂の舞いを始めるギリヤーク尼ヶ崎さん (2014.1.17)

前衛舞踏家・大道芸人のギリヤーク尼ヶ崎さんは,今年も,かつて菅原市場があったあたりの,長田区御蔵通で,鎮魂の舞いを踊った。


ギリヤーク尼ヶ崎さん鎮魂の舞い (2014.1.17)

体調が思わしくなく,直前まで迷っていたとのことだが,何とか決行。例年になく大勢の観客の前で,演目などをおさえながら,何とか最後までやりきった。


ギリヤーク尼ヶ崎さん鎮魂の舞い (2014.1.17)

港町の今昔


神戸メリケンパークオリエンタルホテルから入港中の海王丸を望む (2014.1.17)

定期的に入港する帆船・海王丸が,今年は1月17日に神戸港・新港第1突堤に入港した。この日,神戸メリケンパークオリエンタルホテルの屋上が特別に開放された。


神戸メリケンパークオリエンタルホテルから入港中の海王丸を望む (2014.1.17)

それは,海王丸を見下ろすビューポイントを提供するためではなく,ホテル14階南側バルコニーにある灯台を見学するためだ。震災で全壊した旧オリエンタルホテル屋上に設置されていたものを,同ホテル建設後ここに移動,都合約半世紀使用されてきたもので,日本で唯一の「ホテルに建つ公式灯台」だ。引きが取れない場所と光線状態から,上手く撮るのは難しかったが,長年神戸港と行き交う船を見守ってきた頼もしい姿を収めた。


ホテルに建つ公式灯台 (2014.1.17)

神戸メリケンパークオリエンタルホテルのメインエントランス脇にはめ込まれている。バブル期から,オリエンタルホテルは,神戸で事業を発展させた中内ダイエーの傘下にあった。阪神淡路大震災の一報を聞くや,被災地の店舗に人員と物資を集め,やはり当時グループ傘下にあったローソンには,品物がなくても,人々を元気づけるため明かりを灯させた。義商の名を高めた中内も既に亡く,オリエンタルホテルやローソンも,震災後経営が苦しくなったダイエーグループを離れたが,震災の年の七夕の日付のこのプレートは,今も人々を励まし続けている。


中内功による「がんばろや We Love KOBE」(2014.1.17)

第19回 1・17追悼・連帯・抗議の集い


おーまきちまき/はるまきちまき (2014.1.17)

今年も神戸市役所前のステージを中心に,第19回 1・17追悼・連帯・抗議の集いが行われた。強風対策か,コスト削減のためかは解らないが,ステージのバックの絵はなくなっていた。「阪神・淡路と東日本とを問わず一人の被災者も取り残さない!」,「「借り上げ復興住宅」の「明け渡し転居」強制を許さない!」のスローガンが。ステージ終盤は神戸の歌姫おーまきちまき,続いてトリは浪花の唄う巨人ちょう・ぱぎ。


神戸市役所前のステージ/ちょう・ぱぎ (2014.1.17)

第10回 神戸震災復興フリーライブ「ONE HEART」


第10回 神戸震災復興フリーライブ「ONE HEART」,西神戸センター街 (2014.1.17)

新長田の西神戸センター街では第10回神戸震災復興フリーライブ「ONE HEART」が行われた。震災で周が全焼,アーケードも波打って曲がった中から再開された,この場所での震災復興ライブは,10回目の今回で最後になるという。その大トリはMetisが。


[大]トリはMetis (2014.1.17)

1.17KOBEに灯りをinながた

1.17KOBEに灯りをinながた (2014.1.16)

この日最後にまわったのが,新長田駅前の1.17KOBEに灯りをinながた。ペットボトルを利用してロウソクの明かりを灯している。毎年高校生らも遅くまで運営に参加・協力している。阪神淡路大震災で大きな被害を受けたこの地で,震災を語り伝えると共に,その心もまた伝えるべく,努力が続いている

新長田駅前 (2014.1.17)

今回掲載分は,1枚を除いてフィルムカメラで撮影。

2014年の「1.17」前後に(Harayuan's Blog)

(2014.2.3)

Photo Album:
SEO [PR] J[hr AEx o^C av[g^T[o[ Cu`bg SEO