Bicycle−つれづれなること

ママチャリ,逝く

フォークが曲がったママチャリ 数年来使ってきたママチャリに最期がやってきた。

そのきっかけは去る1月21日に遭遇した事故だった(その経緯については,別サイトの「カタギじゃなかった連中」参照)。一見してカタギではないと思われた相手との対応におわれるあまり,損傷の程度をハッキリ認識しなかったことで,対応が遅くなってしまった。

車とぶつかったのが前輪のあたりだったので,そのあたりに損傷があるのは当然だが,それ以外にも衝撃を受けていた。どういうわけか後部が持ち上げられたような感触があったが,急ブレーキでそうなったのか,何かに当たったのかとは思ったものの,たいして気にとめなかった。事故のあと交番で様子を見ると,クランク部にガタが出たり,ブレーキのネジがゆるんだりしていたので,やはりそれだけの衝撃はあったことは間違いないにしても,さしあたり応急措置をしておけばどうにかなると思っていた。

帰宅後,ネジを締め直そうと,後輪ブレーキをよく見ると,そのあたりのフレームが曲がっていた。前輪のフォークや車輪の取り付け部に曲がりやずれが出ているのは当然だが,まさかそこまでとは思われなかった。さしあたり自分で曲がったところを直そうとしたが,気休め程度しか戻せなかった。こうした歪みのおかげで,直進性が損なわれ,どれだけこいでもスピードが出なくなっていたわけだ。

もっともこのかん自転車での外出の機会が少なく,その場合でもクロスバイクで代用していればよかったが,友人が使いたいというので,急遽何とかしなければならなくなった。そこで改めて,mixiで知り合って何度かポタリングなどを同行させてもらった自転車愛好者がおすすめという自転車店にもっていったところ,これだけフレームが曲がっていたら修理できず,全損だと言われてしまった。

また持ち帰って,曲がったフレームを押したりたたいたりしてみた。たたいたところでは凹みが出たのでこれが限界とやめることにした。前より激しくやった分,多少はマシになったが,やはりもとの状態にはほど遠いものになった。

フレームが曲がったママチャリ以前,無法ガードマンにクロスバイクを壊され,曲がった部品を交換したところ,「曲がったものを直すのが修理だ,交換部品を弁償するとは言っていない」などと,弁償を反故にしようとした悪徳警備会社の妄言を想い出した(「無法ガードマンと悪徳警備会社」参照)。そのときは,「曲がったものを直す」ようなことで原状回復できるものなどほとんどないことは解っていたものの,自転車修理以上に,この警備会社の曲がった根性をたたき直す方が困難であるという情況に直面していたのだったが,今回,自転車修理では「曲がったものを直す」ことがいかに無理であるかを,改めて思い知らされた。

もはや自転車として充分に使えるものではなくなったが,走る買い物カゴとか高速移動用の歩行器ぐらいにはなるだろう。

(2010.2.22)

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