Bicycle−つれづれなること

1.17震災メモリアルサイクリング2014

2014年1月16日,神戸市民自転車同好会主催の震災メモリアルサイクリングに参加した。


出発前の記念撮影。東遊園地にて (2014.1.16)

2009年に初めて参加して以来,2010年2011年と3年続けて参加してきたが,2012年は体調が厳しく,2013年は1月17日に行われたことから,体調に加えてスケジュール的にも厳しかったため,参加できず,3年ぶり4回目となった。


三宮・東遊園地 (2014.1.16)

集合は例年通り,三宮・東遊園地の南端,「慰霊と復興のモニュメント」附近だ。集合時刻の8時半には数名,出発近くになってようやっと10名と,これまで私が参加した中では最小の参加者数となった。3年ぶりの参加にもかかわらず,毎年来ていると思って覚えていてくれたメンバーの方がいたのもありがたい。自転車は,以前のように輪行してもってくることができなかったため,レンタサイクルに。恒例の記念撮影の後,「1.17希望の灯り」に手を合わせて出発。


「1.17希望の灯り」に手を合わせて出発/HAT神戸・脇の浜住宅 (2014.1.16)

今回も,灘区・東灘区方面のコースだが,今まで参加した中では,行ったことのないところやルートをまわるとのことだ。ルートに精通していなければ解らないようなところも少なくなかった。再び自力で行くのは難しそうなところも。

初めはビル街を抜け,HAT神戸・脇の浜に。この数年来,神戸・週末ボランティア訪問活動を続けてきたところで,この前の週末にも,分灯した「1.17希望の灯り」とともにお訪ねしたばかりのところだ。午前中,しかも,これほど早い時間に通ったのは,これが初めてではなかろうか。

そのまま灘の浜地区まで行くのではなく,北上して,貨物線・神戸港線跡を岩屋方面に。遊歩道として整備されている盛土のところの見晴らしはなかなか。程なく筒井住宅の側を通る。1年前のこの頃,新たな活動主体,神戸・週末ボランティア 新生で,1月に「希望の灯り」とともにお訪ねし,8月に盆踊りが行われる頃までに全戸を廻りきったところだ。やはり,この時間帯に,こうした光線状態のもとで来たのは初めてだ。


神戸市営筒井住宅/神戸港線跡 (2014.1.16)

西灘公園

これまでは復路,終わり近くに来ていた西灘公園だが,今回は最初の立ち寄りに。

東西に細長い公園の東端近くにある慰霊碑まで,公園をほとんど通り抜けて到達。これも初めてだ。翌日に備えて住民の方が清掃など準備をしていたなか,200名以上の犠牲者の名前を刻んだ慰霊碑に手を合わせる。

阪神淡路大震災では,炎上している長田の街が,その被害の大きさを象徴する映像として,今なお多くの人の記憶に残っている。また,新たに震災について知ろうとする人も,こういったイメージから入っていくことも少なくないだろう。これは映像のインパクトからくる一面的な見方である。神戸市では,長田区よりも,東灘区・灘区の方が犠牲者が多い。慰霊碑に刻まれた地域の犠牲者の名前が百名超というのも,両区では少なくない。このように200名超のところもある。

最大の犠牲が出た地が,まさにここであったことを,改めて想起することが,この地を巡るアルファでありオメガである。

住吉宮町公園


住吉宮町公園 (2014.1.16)

住宅街の細かい道を通りながら次の訪問地へ。以下,私としては初の訪問場所だ。


住吉宮町公園 (2014.1.16)

中之町公園


中之町公園 (2014.1.16)

さらに東へ進み,次の訪問地へ。広い公園にやや大きめの碑が。


慰霊碑に手を合わせる/多くの犠牲者の名が (2014.1.16)

ここで差し入れの温かいコーヒーやお菓子などを戴きながら,しばし休憩。


中之町公園/差し入れを戴く (2014.1.16)

中野南町公園

ネットで囲まれたグラウンドの外の一角に,黒御影石でつくられた,大きく「命」と書かれた慰霊碑がある。


中野南町公園 慰霊碑「命」 (2014.1.16)

今回のメモリアルサイクリングでは,高齢の参加者が多いためか,急な坂道を登るようなルートはとらず,比較的平坦なところが多かったが,国道2号線など交通量の多いところは避けて,住宅地の中の細い道も少なくなかった。これまでのメモリアルサイクリングで,まだ訪ねていないところをまわろうということでもあったようだ。

本庄墓地


本庄墓地 (2014.1.16)

少し東の浜側に行くと,阪神深江駅附近の山側に広い墓地がある。東灘区に編入される前の旧・本庄村の共同墓地だったところで,その南端には,阪神淡路大震災での犠牲者の慰霊碑のほか,戦災犠牲者の慰霊碑,さらには忠魂碑の類までが,集まって建立されている。


震災慰霊碑のほか戦災慰霊碑や忠魂碑なども/阪神深江駅附近では高架化も (2014.1.16)

神戸大学海事科学部

阪神線の踏切(近くでは建設中の高架が)を渡り,国道43号線沿いに行くと,神戸大学深江キャンパスがある。神戸大学に統合され海事科学部となった神戸商船大学の構内の奥にある慰霊碑を,最後に訪ねた。


神戸商船大学犠牲者慰霊碑 (2014.1.16)

旧神戸商船大学で犠牲になった学生・研究者6名の名前を刻んだ慰霊碑が,震災で倒壊した正門の石柱を用いて建立されている。慰霊行事は,被災地の大学としては最大の犠牲者を出した六甲台キャンパスとは別に,独自に続けられている。


神戸商船大学犠牲者慰霊碑前にて/神戸大学深江キャンパス (2014.1.16)

震度7の報告 その時、神戸商船大学では… 神戸商船大学事務局 1996年4月(神戸大学附属図書館 震災文庫 デジタルギャラリー
阪神・淡路大震災を振り返って- 神戸商船大学(現神戸大学海事科学部)の事例 杉田英昭 日本マリンエンジニアリング学会

深江からの帰途は,これまた交通量の多い国道43号線を避けたルートに。工場・倉庫が多いところゆえ,大型車の通行が多い。それでも時折海への視界が開けるところ,潮風を感じられるところも。住宅街では,震災後新たに建てられた家も多いが,そうした家も早や築十数年になる。何やら復興疲れを感じさせるところも。

このルートの東灘区・灘区の少なからざる部分は,酒蔵が続いているところだが,この酒蔵も,阪神淡路大震災後,中小銘柄を中心に大きな打撃を受け,3〜4分の1に減っている。やがて以前も通ったHAT神戸・なぎさ公園附近にさしかかるが,ここでも翌17日の準備が進められていた。予定されていた正午過ぎ頃に東遊園地にゴール。近くでメンバーと昼食を共にして別れた。

今回のメモリアルサイクリングでは,出発,走行・立ち寄り中,ゴールのいずれにおいても,マスコミの取材はなかったが,10年以上にわたって継続してきた,神戸市民自転車同好会の諸氏に改めて敬意を表したい。


酒蔵の道を行く/HAT神戸・なぎさ公園 (2014.1.16)

今回の予定コース

1月16日(木)9時東遊園地を出発。西灘公園・住吉宮町公園・中之町公園・中野南町公園・本庄墓地・神戸大学海事科学部経由で東遊園地へ。

「阪神淡路大震災1.17のつどい」の開催について」2013年12月13日  協働と参画のプラットホーム

2014年の「1.17」前後に Harayuan's Blog

2012年・2013年のメモリアルサイクリング

「被災地にある「震災モニュメント」を自転車で駆け巡り、鎮魂の祈りを捧げるメモリアルサイクリングを実施します」と案内。予定コースと掲載ページ。

2012年1月16日(月)

9時東遊園地を出発。常光院・西灘小学校・西灘公園・中之町公園・神戸大学海事科学部経由で東遊園地へ

震災モニュメントを巡礼 神戸でメモリアルサ>イクリング サンケイスポーツ SANSPO.COM(サンスポ)
震災メモリアルサイクリング2012 ゆうさんの自転車/オカリナ・ブログ(飛田雄一)

2013年1月17日(木)

9時東遊園地を出発。常光院・西灘小学校・求塚東公園・魚崎わかばサロン・中之町公園・神戸大学海事科学部経由で東遊園地へ

2013 震災メモリアルサイクリング IKE YUKAI-徒然日記!

(2014.1.31)

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