Photograph

ここは,写真とカメラに関するページです。
もっとも近年はあまり時間がなく,写真らしい写真を撮っていない上,機材もいつしか年代物になってきていますが,宜しければおつきあいください。

機材篇
 35mm一眼レフカメラ&レンズ
 35mmコンパクト/レンジファインダーカメラ
 カメラ&レンズ以外
Shop篇
 割と高い&凝った機材を買うところ
 それなりの機材を買うところ
 DPEでお世話になるところ
 細々したものを買うところ
 かつてよく行ったところ
作品篇; Photo Gallery

このほかHARA Hideki's Blogにも写真関係の記事があります。PhotographArtのカテゴリを設けて分類しています。あわせてご覧下さい。


◎機材篇

機材はほとんど中古で購入か,友人や先輩からのお下がりが多いのですが,全て現役で使える状態です。なおAF機は1台もありません。

35mm一眼レフカメラ&レンズ

Asahi Pentax K2 & Carl Zeiss Jena Flektogon 20/2.8

Asahi Pentax MX & K2……MXは高校の先輩のお下がり。先輩がLXを買ったときに譲って戴いた。K2は学部の友人のお下がり。彼がPentaxからNikonに乗り換えた際に丸ごと引き取ったうちの1つ。オーバーホールも2度づつ。

ブラックボディーのK2は,ちゃんとAOCOマークも付いている由緒正しき旭光学製品。ペイントの剥げ具合は,これよりもうちょっと落ちたくらいが,もっとも味があるような気がする。ハードな使い方にもかかわらず,トラブルらしいトラブルはない。同社製品ではLXとK2(K2DMDを含む)だけというステンレス製マウントのおかげで,ハードな取材から,大口径レンズやオタッキーなレンズを使ってのお遊びまで,幅広く今でも重宝している。

Asahi Pentax MX & Tamron 80-210/3.8-4

MXはシルバーボディーで,スクリーンはマイクロマットで使用。SMC Pentax-M 50/1.4以外はF2.8で統一して揃えた。ファインダーの明るさとピントのヤマのつかみ易さを両立させるには,このくらいがちょうどいいからだ。いずれも最近のものに比べるとかなり暗いだろうが。お陰で望遠は重厚長大なハチニッパ(Tamron SP 80-200/2.8 LD (Model30A))を買うはめになってしまった。

これらPentaxボディーで最もよく使うレンズはSMC Pentax-M 35/2.8。少々過酷な条件では,K2とこれの組み合わせが一番信頼できる。てなことをいっていたら,フードの形に貫禄が付いてきたというか,前衛芸術的になってきたというか……。ほかにSMC Pentax-M 28/2.8も使用。なぜか35mmよりも小型・軽量。

右上の写真は,東独製Carl Zeiss Jena Flektogon 20/2.8を付けたところ。この組み合わせで使うことが多い。M42(プラクチカ)マウントのためマウントアダプターを介して使用。KマウントへはPentax純正品(マウントアダプターK)が最も安価で信頼できる。このアダプターは自動絞り連動ピンを解放するため,レンズの絞り自動・手動切り替えが活きる。これを利用してプリセット絞りのように使うと速写性が増す。コンタックス・ヤシカマウントでも使用。いずれもフランジバックが同じなため,フォーカス上の問題がないのがありがたい。シャープな写りは,とても四半世紀以上前の設計とは思えない。ただ,文字刻印がガサツなのと,ピントリングがゴムローレットでないのと,カラーバランスが青に偏るのとが不満なところ。

左下の写真は,MXにTamron 80-210/3.8-4 (Model103A)Kenko Teleplus MC7を付けたところ。もっともこれにテレコンバーターつければ悲惨な画質になるが,それでもあわせて使う友人もいた。私の高校生の頃にはやったスタイルを再現したもの。このレンズは,かなりの友人が持っていて,よく借りて使ったことがあったが,永らく自分では持っていなかった。ところが03年3月,たまたまのぞいたカメラ店でジャンク品の中に鏡筒・レンズともに綺麗なものを発見,早速買って帰った。ガタもなく,試し撮りしても光学系に異常は見られなかった。絞り連動不良ということであったが,よく見ると自動絞りピンにかかるバネが若干ずれていただけだった。これも各社ボディーに対応させるための宿命のようなものだが,ずれるのも簡単なら直すのも簡単だった。

安価な上,独自の交換マウントシステムのおかげで各社のボディーで使い回しのきくTamronのレンズは重宝した。同社の中口径望遠ズームはレンズラインアップ中人気が高かったものだが,このモデルは生産数も多く性能的にも安定していた。また,ズーミングによるF値の変化がほとんどないため,ピント合わせや外光式オートストロボの調光に都合がよかった。同スペックのものとしては後期型に当たる。この後のモデルから小型軽量化とコストダウンが優先され,中堅機でのコンスタントFナンバーは破られてしまった。Tamron製品では他にSP 28-80/3.5-4.2 (Model27A)も入手した。全域マクロと3倍近いズーム比は,とにかくどんなものでも写し込める便利さがある。大きさと広角側の歪曲収差が目立つ点は気になるが…。

Contax 167MT……92年から使用。これにしてからずいぶんカメラバッグが重くなった。もちろん電池のためだ。自分にも地球環境にも良くないと思いつつも使っている。単4電池使用だが,ヘヴィーユースに備えて単3用バッテリーパックも持っている。このぐらいで文句を言っていたら,最近のカメラはとても使えないだろう。それでもContaxボディーとしては軽快な方でよく手になじむ。本体の大きさと重さは,さまざまなレンズとのバランスを広範に保つべく,絶妙なものであることが,使っているうちに解ってくるものだ。一眼レフの中では一応のメイン機。

Yashica FX3 Super2000……輸出専用機だった時,逆輸入品を購入。ちゃんと(財)日本写真機光学機器検査協会(JCII,現・日本カメラ財団)の輸出検査合格証も附いている。その後間もなく,京セラが国内販売を始め,安価に入手可能になってしまったのが悔しい。知る人ぞ知るPoorman's Contax。現在もCOSINAからのOEMで数社から同価格帯で出されている,ローエンドメカニカルシャッター機より,ファインダー倍率も高く,シャッターも軽いので,使い勝手は数段上。軽量&コンパクトゆえ,コンパクトなレンズ以外ではちょっとしんどいバランスとなることも。初代Contax RTSYashica FRシリーズ同様,シャッターロックがないという点では,Real Time Systemの原点に近い(?)もの。

Yashica FX3 Super2000 with Vario-SonnarT*35-70/3.4
Yashica FX3 Super2000
Vario-SonnarT*35-70/3.4をつけたところ。巻き上げレバー下の金色に輝くステッカーはJCIIの輸出検査に合格した信用の証(!?)。後方に見えるのはFOGG Bumble Bee。Pentax K2 Tamron SP 28-80/3.5-4.2で撮影。

レンズは主にDistagonT*25/2.8,28/2.8, PlanarT*50/1.4, Vario-SonnarT*35-70/3.4を使用。他に出番が少ないものも結構あって,K2 & Flektogonの写真はMakro-Planar60/2.8cの作動確認のために撮影したもの。Contax N1発売のお陰で,従来のレンズが安くならないかと,期待と不安を持ち合わせている今日この頃だ。

35mmコンパクト/レンジファインダーカメラ

Olympus XA……レンジファインダー式コンパクトカメラ。オリンパス最後のレンジファインダー機であるとともにケースレスの嚆矢となったもの。手軽さでは最高! 学部生時代にはほとんど毎日持ち歩き,友人のスナップを撮りまくっていた。ちょうど昨今の女子高生が,レンズ付きフィルムでやっているのと同じ感覚だ。或いは旧ソ連製のLomo的というべきか。レンズはF-Zuiko35/2.8と,しっかり6枚構成のズイコー。A11ストロボと七宝製ネックストラップもあるが,使用頻度は高くない。日本カメラ博物館に,この設計者・米谷(まいたに)氏の講演を聴きに行ったこともある。

Contax T……SonnarT* 38/2.8の写りは素晴らしいが,費やした修理代も素晴らしい金額に。88年にバブリーな値段(中古なのに現行商品時代の定価とほぼ同じ。それでも当時としてはかなり安い方!)で購入した上にこれだから,一番の金食い虫だ。今にして思えば,ライカを買った方が安上がりだったが,手放せない一台に。スナップ,散歩写真,資料作成など幅広く使用,実質上のメイン機。フィルム装填はRollei35シリーズのように本体後部を引き下ろして行うので,マニアックな楽しみはあるが,いまだに素早くはできない。アルミボディーのポルシェ・デザインも最近ではデジカメと間違われることが多くなった。独特のサイズ&デザインのカタログもなかなかのもの。これもちゃんとコレクションしています。

Contax T
Contax Tのカタログ A5判横開き。
製品写真以外は全て当該機で撮影した作例写真を掲載するというのは,当時のコンパクトカメラのカタログでは,他に類を見ないもの。Zeiss T*レンズのカタログ&広告写真は,厳しい光線状況下での発色を強調するものが多いが,ここでは割と順当なライティングのものばかりだ。サイズは小さく,型押しも箔入れもないが,ゴージャスな内容だ。ヤシカから京セラに変わって最初のContax製品ということで,相当な気合いが入っていたのであろう。

☆カメラ&レンズ以外:

FOGG Bumble Bee……英国製で,シリアルナンバーは533。フランス製となった現行のものよりしっかりしたつくりだ。旅行だけでなく,写真機材以外の資料などを一緒に携行するのに便利。ノートPCも一緒に入れられるようになっている。フォーマルな場にも合う。重くなっても,幅広でクッション性に富んだ革製の肩当てのお陰で,さほど苦にならない。

TENBA P140……TENBA製品は防水性に優れ,ヘヴィーユースに耐えるので重宝している。国内外ともに,旅行ではこれを使うことが多い。

マスミ カルーツL……ベニヤ板の裏打ちをしないため,同サイズの他社製品より1kgほど軽いという優れもののアルミケース。構造上,踏み台として使う場合,なるべく縁に近いところに立つ必要がある。ハンドメイドで,値段もそれなりだった。既に職人さんが皆引退したため,数年前に生産終了。現在では入手不可だろう。近年ではもっぱらうちの中で機材保管庫になっている。

Kodakクーラーバッグ……これは正規の商品ではなく,販促品か景品だったもの。どうやってもらうのかはよく判らないが,若干の費用を払って入手した人は多いだろう。保温材がいい緩衝材になることから,本来の目的の通りに利用されることが少ないのも,このバッグの特徴だろう。かく言う私も大中小と3つ持っている。高校時代から大学学部1年頃まではメインのカメラバッグだった。

一澤帆布[いちざわはんぷ]製ショルダーバッグ……同社は「京都市東山知恩院前上ル」にある。ちなみに,京都の地理で「上ル」とは北に行くこと。従ってこの場合は,京都の市街地の東端を南北に通っている東山通沿いで,知恩院に入るところよりも北に行ったところにあるという意味だ。キャンバス布のバッグは有名。そのしっかりしたつくりは,水を入れても漏れないという“神話”まで生みだすほど。近年ではデザインも多様化しているが,カメラバッグとしてつくりられたものはない。手頃なものを選び,プラスティック板にエアパッキンを巻いたものを底に敷いて,カメラバッグとして利用している。蛇足ながら付け加えると,場所柄知恩院もお得意さまのようだ。お坊さんのずだぶくろに同社製品の目印が見えることも。

Velbon VX501B……十数年愛用の三脚。同社製品屈指のロングセラー。最近では,オール金属製というだけで貴重な存在になってきたが,今も現行商品として頑張っているVelbonのロングセラー。国内の中型三脚で最高だろう。それ以上を求めれば旧西独のLinhof製品しかない。

これ以外にいくつかの小型三脚を持っているが,近所のリサイクルショップで買ったMinette製のものを使うことが多い。アルミ製のローレットが固かったが,グリスを塗り直したらすこぶる快調になった。やはりこれもオール金属製ならではだ。

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◎Shop篇

  ↓の通りなので,特別なところを利用しているわけではないが……

☆割と高い&凝った機材を買うところ:

三共カメラ(三原橋)・千曲商会(上野)・スキヤカメラ(銀座)……毎年秋の中古カメラ市(京王百貨店。以前は伊勢丹)でお世話になることが多い。いずれも,値段は割安とはいえないが,程度のいいものを取り揃えており,アフターケアも万全で,安心して買えるのがありがたい。

東峰フォト(池袋・サンシャイン60三越You内)……時折ショーケースに並ぶレアものが楽しみだったが,You内では,もっぱらギャル系ショップ群の増殖のため,池袋駅から最も遠く目立たないところに追いやられてしまった。

カメラのきむら(新宿)・アルプス堂(新宿)……充実した中古品の品揃えは,購入先として重宝する一方,使わなくなった機材の放出先にも利用するところ。リサイクルステーション的存在でもある。

☆それなりの機材を買うところ:

…早い話が,だいたい近場で済ませたと言うことになる。

さくらや(新宿本店(現・家電館)・池袋サンシャイン60通り)……本店の中古品コーナーは,数こそ少なかったが,比較的割安だった。後者は嵩張るものを購入する時に利用。

トキハカメラ(池袋)……東口の富士銀行のビルの一角にあった小さな店だったが,数年前になくなった。リーズナブルな品揃えだったような気がする。

ミヤマ商会(池袋・新宿)……カメラ・レンズよりも,時折放出されるデッドストックと,割に使えるジャンク品が一番の楽しみ。

☆DPEでお世話になるところ:

ヨドバシカメラ(新宿)……この何年かよく使っている,Agfaのネガで安くあげるにはここが一番。ハズレがほとんどないので安心できる。これではほとんどHiromix感覚?

ワルツ(池袋)……Agfaのネガからの仕上がりは最高! グラデーションの出方は,Contax & Carl Zeiss以外の撮影でもなかなかのものにしてくれる。急ぎでも手抜きはほとんどなく,親切丁寧だったが,99年いっぱいで閉店してしまった。

さくらや(池袋サンシャイン60通り・池袋東口)……Kodak & Fujiの現像はは大概ここに。現像所にによる仕上がりの格差が少なくなったとはいえ,Imagicaフジカラーサービス仕上げはやはり一日の長があるといえるだろう。Konicaペーパー使用なのはいいが,90〜120分かかる上,当たりはずれの激しい「1時間仕上げ」にはいいたいこともあるが……。

☆細々したものを買うところ:

さくらや(池袋サンシャイン60通り)……以前住んでいたところと現在住んでいるところの最寄りの量販店なので,何かと足を運んだ。2000年9月いっぱいで閉店。詳しくは下記参照。

ビックカメラ(池袋東口店・本店)……前者が元々の本店。派手な電飾で向かいにあるパチンコ店を圧倒していたことも。店が年中無休ならこの電飾もまたしかりだった。だが,さすがに昭和天皇が死んだ日には消されていた。(下の写真)なお,現在電飾は使われていない。現本店では自転車も扱っているので,部品を買いに行くこともある。「不思議な不思議な池袋,東が西武で西東武…」のCMを池袋以外の地域の店頭で聞くと若干違和感を感じる。

Ex-main building of Bic Camera
ビックカメラ旧本店
Olympus XA Zuiko 35mm,1989.1.7

藤沢商会(五反田)……かつて日本のコダクローム現像を独占していた某大手現像所に近い,東京・五反田に店舗はある。ここには行ったことがないにも関わらず,1年に2回はお世話になっている。というのは,春と秋の中古カメラ市に出店しているからだ。程度はいいが価格もそれなりのものを数多く出す同店だが,その一角でストラップ・フード・フィルターなどを放出しており,これを利用してストックと補充をしている。中古カメラ市の同店出店スペースで忘れてはならないのは,名物のおねーさんだろう。2001年春の中古カメラ市(於・松屋銀座)に行った際,彼女は,私のカメラバッグの底に敷きつめられているエアパッキンが潰れているのを見て,新しくちょうどいい大きさにしたものをつくりってくれた。スケベオヤジやネクラニーチャンにもにこやかに応対している彼女は,大した買い物もしない私にも親切だった。

☆かつてよく行ったところ:

…実質は大阪篇,ただし古い内容。

ナニワ商会(大阪・心斎橋)……「大丸そごうを東に50歩歩けばほらそこに」というコマーシャルがあるが,私の足では50歩では到達したことがなかった。むしろその起点の一つであるそごうの行く末の方が案じられるが,後の2者に比べればそれほどの思い入れはない。近くには後述のTカメラやドイもあるので,これを起点に歩き回れば大概のものが手に入る。

Tカメラ(大阪・心斎橋)……心斎橋の裏通り「カメラタウン・フィルムロード」にある。「メーカー包囲網を突破」しての安売りがセールスポイント。そのため仕入先などはトップシークレット。カメラ店というより,いわゆる「バッタ屋」に近い。かつて私の中学の同級生がここでバイトしていて,私が店に行った時「オレここの仕入先皆知ってんねん」などと話してくれた。次に私がここに行った時,彼の姿はもう店になかった。爾来彼の消息は不明である。その売価は新聞紙大の黄色いリストで知ることができる。このやり方は,大昔のヨドバシカメラが発祥だとか。

カメラのM(東大阪)……今や再開発ですっかり変わってしまった近鉄布施駅近くにある。その昔私がバイトしていたこともある店。商店街にあってお客さんとの間も親密。新品・中古カメラのたぐいだけでなく,ビデオなどを扱い始めた時期でもある。「お客さん,これからはベータの時代でっせ!」などと,心にもないことを言ったりしたこともある。ちょうどソニーがVHS陣営に先駆けてHi-Fi音声を実現したところで,一時的に持ち直していた時期だった。ともかく,今までカメラではずれをつかまずに済んだのは,この時のバイトお陰だ。

エキサイト(日本橋)……堺筋から少し奥まった電気街の中にある上新電機(東京でいえば,Laoxか第一家電のような存在。系列のパソコンショップJ&Pは以前から関東にもある)系列の店。ここのコマーシャルは何度聞いてもヨドバシカメラと同じにしか聞こえなかった。

八百富(梅田)……JR大阪駅ビル内に店舗をもつだけでなく,駅のコンコースにワゴンを並べて中古カメラの掘り出し市をすることもある。時間がなくても乗り換えのついでに覗いてみて,探し物が見つかればlucky! この掘り出し物にも,店で買ったのと同様に保証が付く。

カメラのキタムラ(難波)……南海難波駅下につくられた「なんばCITY」にある。近くに他の量販店がなく値段は決して安いとはいえなかったため,店の広さの割には使いにくかったが,日本橋(東京のそれは「にほんばし」と読むが「大阪のそれは「にっぽんばし」と読む)の電気屋街に近いという意外な便利さがある。


◆さらば!さくらや池袋サンシャイン60通り店◆

Sakuraya Sunshine 60 street branch
消えゆこうとする,さくらやサンシャイン60通り店
この場所には2001年3月マツモトキヨシが開店した。
後方に,サンシャイン60・アムラックス・東急ハンズが見える。
2000.9.9 Pentax K2 Flektogon 20/2.8

まさに青天の霹靂であったという他ない。

9月初め,いつものように↑に行ったら,今月末で閉店するとのことであった。店員に聞いてみても,やはり突然のことだという。池袋東口に2つも総合店舗は要らないということと,開店当時と比べ,駅前に人通りが集中していることが,主な理由のようだ。

ここが開店したのが1986年10月のことだったから,満15年を目前にしての閉店ということになる。私の住むところから最も近いカメラ量販店ということで重宝していただけでなく,ここができて池袋のカメラ店事情が大きく変わったことを,忘れてはならないだろう。

いうまでもなく,池袋,とりわけ東口は「不思議な不思議な池袋,東が西武で西東武…」のCMで知られる,ビックカメラの牙城である。ここにいわば殴り込みをかけたわけだ。また同じサンシャイン通りには35カメラというカメラ量販店があった。この斜め向かいにさくらやが進出したのだった。

爾来,威勢のいいイメージソングとは対照的に,ただでさえさびれていた35カメラは,さらに追いつめられ,店舗を建て替えてTech-35としてリニューアルしても巻き返せず,ついに閉店に追い込まれた。その店舗跡は現在,SEGAのゲームセンターになっている。閉店時に撤去する費用すらなかったのか,それとも再起を期してのことかどうかは知らないが,今もその建物の屋上にはTech-35の看板が残っている。

開店当初から,さくらやには,新宿本店と同様,いやそれ以上のサービスが用意されていた。その一つは,DPE「1時間仕上げ」だ。これは新宿本店同様,コニカのペーパーを使い,通常のフィルムメーカー純正の即日or翌日仕上げと同じ料金でやっていた。当時ビックカメラは1時間仕上げ・3時間仕上げに,それぞれ特急料金を設定して,サービスE判1枚最高55円を取り,しかもペーパーは,裏面に何も書かれていないことから,オリエンタルか三菱と推定されるものであった。これで特急料金がなくなったことはいうまでもない(いずれも価格等は86年当時。もちろん消費税もまだない)。

その他のさくらやのDPEは,フジカラーサービスとイマジカ(東洋現像所)に回される。これまたビックカメラの通常価格と同じで,新宿本店より2円安く,サービスE判1枚26円で,文句なしにさくらやに軍配があがる。かくして,値段と質の両面で大いに助かったものだった。

もう一つは,店内に喫茶店・チェリーがあったことだ。これも新宿本店とここだけで,数年前になくなった。これを効果的に利用するには,3000円以上の買い物でもらえるサービス券セットに,DPE1時間仕上げ100円割引券と共についている,コーヒー無料券を使うのである。かくして買い物を3000円単位にまとめては割引券をもらい,友人らと共にずいぶんたむろしたものだった。

恐らく展示品処分のプリンターCanon BJ-F620が最後のまとまった金額の買い物になるであろう。かくして,さんざん利用した(?)さくらやサンシャイン60通り店に,昔年,いや積年の無礼をわび,謝意を表することにする。

35 Camera extinguished
今はなき35カメラ。
同じく例の日の撮影だが,こちらは普段との違いを見つけるのは困難。
Olympus XA Zuiko 35mm,1989.1.7

Tech35 buildingTech35 left
ゲームセンターなどにかわってしまったTech35のビル(左),屋上に今も残されているTech35の看板(右)
2004.12 Pentax K2 Flektogon 20/2.8 Tamron 80-210/3.8-4(103A)


(2000/8/25. added: 2000/9/9, 2001/4/24, 2003/03/19, 9/22)

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