JR朝霧駅前歩道橋の事故現場
At the Pedestrian Deck of Asagiri Station

事故1週間目の日に

神戸・週末ボランティア」の活動のあと,有志でJR朝霧駅の歩道橋の事故現場を訪れた。この時は,事故から初七日にあたり,夜8時半頃から法要が営まれた。岡田進裕[のぶひろ]・明石市長が,報道陣に取り囲まれて退散するというハプニングもあった。

明石海峡大橋のアーチ型のイルミネーションと,心地よい海風と潮の香り中で,この一角以外は,普通の真夏の夜の風景があり,このことがかえって,ここで犠牲者が出たことの不条理さを,際だたせているように思われた。


犠牲者が出た現場の通路。(2001.7.28 & 29)

いかにコストを抑えて作ろうとしたかがよくわかる代物で,構造や材料の選択が,犠牲を大きくしたことがわかる。


花や子どもが好きそうなものなどがたくさん供えられている。

私が,誰かが写経して供えた『般若心経』を読んでいたら,身近な人が犠牲になったという一人の女性が話しかけてきた。皆で話を聞いているうちに,彼女は,明石市長への怒りとやるせなさを訴えた。


犠牲者の姉によって書かれた別れのメッセージ。


それが踏まれて消えないよう,週ボラ参加者が張り紙を作って貼ってくれた。

すでに,この事故を口実にして,イベントなどでの規制強化が行われている。
こうしたものが,多くの人の夏の日の楽しい想い出を奪うだけでなく,ファッショ的大衆操作強化につながるものであることを,忘れてはならない。それに無自覚ならば,そうしたものに棹さすことになろう。これは,事故よりも遙かに恐ろしいことであるといわねばならない。

季節はかわっても

さらに一月を経て,同じ現場を訪ねてみた。この間,警備会社による虚偽報告と契約書の捏造,それを容認してきた明石警察署,及び主催者でもある明石市当局とが,まさに三位一体となって責任を回避しようとしてきた姿が,マスコミによって暴露されてきた。また遺族会も結成され,残された人たちが起ち上がろうとする中で,この地を訪れ,犠牲者を忘れず,その冥福を祈る人は絶えていない。 (2001.7〜9)


供え物が絶えないだけでなく,メッセージが増えている。(2001.9.9)


亡き妹へのメッセージもプロテクトされている。
事故の際に曲がった手すりの取付部分にもメッセージが。

参考

明石・歩道橋事故神戸新聞 特集
花火見物客事故共同通信 特集
明石の歩道橋事故読売新聞関西) 特集

明石花火大会歩道橋事故遺族原告団のホームページ
事故の遺族原告団が「より多くの方にこの事故の真相を知っていただくための情報を提供し、二度と同じ過ちを繰り返さないための様々な問題についての提言を行うことを目的に開設」したもの。

明石市民夏まつり事故調査報告書明石市
「明石市民夏まつり事故調査委員会」の報告書。「第三者の学識経験者」により構成され,事故原因の解明と再発防止を図るための提言を盛り込んで明石市に提出されたもの。

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